
サワービールって何?(ビアスタイル一覧)
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こんにちは。
サワーピーポー代表のケビンです。
サワーピーポーは日本初のサワービール専門メディア&オンラインストアです。
このブログでは、サワービールの豆知識やスタイルの解説、
サワーピーポーの裏話などをつらつらと書いていきます。
さて、「サワービール」とはいったい何でしょうか?
サワービールとは、
あらゆる手法で酸味を付与した、「すっぱいビール」の総称です。
歴史や成り立ちは違えど、酸っぱいビールは世界中で親しまれてきました。
ベルギーで生まれた自然発酵の「ランビック」、
異なる熟成段階のランビックをブレンドした「グーズ」。
ドイツでは、塩が効いた「ゴーゼ」や、
小麦が主体の「ベルリーナヴァイセ」が愛されてきました。
近代アメリカでは、ケトルサワーがムーブメントを巻き起こし、
「サワーIPA」や「スムージーサワー」など、自由な発想で創造的なサワービールが生み出され、
今や世界中の人々がサワービールに熱中しています。
サワービールに関連するビアスタイル
ビアスタイルガイドラインとは、BA(*1)が毎年発表している文書で、世界中のビールの種類を整理・定義したものです。色、香り、味、苦味、アルコール度数などの基準を明確にし、審査会での評価基準にも用いられています。
(*1)
BA(Brewers Association)とは、アメリカのクラフトビール業界を代表する非営利団体で、ブルワリーの支援や教育、ビール文化の普及を目的としています。
現時点で最新の「2025 Brewers Association Beer Style Guidelines」を見てみましょう。
計158種類のビアスタイルに分類されています。
(リンク)2025 Brewers Association Beer Style Guidelines
その中で、サワービールに関連するスタイルは計16種類あります。
主にベルギー・ドイツ・アメリカの3国に起源をもつサワービールがあり、それぞれの製法や味わいは全く異なります。
サワービールがどれほど多様性に富んだビールであるか、おわかりいただけるかと思います。
同じビアスタイルに分類されるビールでも、味わいや特徴は多岐にわたりますので、
ビアスタイルに縛られずに目の前のサワービールを楽しむのもまた良しです!
それぞれのビアスタイルの説明は、それぞれ別のブログで詳しく紹介していきます。
サワーピーポーで、あなたが好きなサワービールにきっと出会えるはず。
それではまた!
Sour is wonder!!